日系スーパーのヒロタ、デリバリーサービスを開始

(ブラジル)

サンパウロ発

2020年02月07日

ブラジル・サンパウロ州でスーパーマーケットチェーンを展開するスーペルメルカードス・ヒロタ(以下、ヒロタ)は2月1日、顧客の利便性向上を図る新たなサービスを開始した。

新サービスは、顧客がスマートフォン用アプリで商品を注文すると、オフィスビル内に設置したロッカーに配達し、顧客はアプリで取得したQRコードを鍵として、ロッカーから商品を受け取ることができるというもの。ロッカーは冷蔵と常温があり、弁当やおにぎり、サラダなどは冷蔵ロッカーに届けられる。忙しいビジネスマンをターゲットとして、自社製造の中食製品の売り上げを伸ばす狙いがある。

ヒロタのエリオ・フレッジ氏によると、今後2年間で100カ所にロッカー設置を目指すという。ヒロタはサンパウロ州内にスーパーマーケット16店舗、コンビニタイプを24店舗展開する日系ブラジル人経営のスーパーマーケットチェーン。2019年7月には中食製品製造拡大のために1,000万ドルの投資を発表している。

(山本祐也)

(ブラジル)

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