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皮革中間製品の輸出税を廃止、産業活性化と輸出増加に期待

(エチオピア)

アディスアベバ発

2020年01月22日

エチオピア財務省が2020年1月6日付通達(エチオピア暦2012年61号)で、牛、羊、ヤギの皮革中間製品に課していた輸出税を廃止した。対象は、ピックル皮、ウェットブルー、クラスト(注)。通達によれば、対象品目の輸出税は即日撤廃となり、今後、あらためて法制化される。これら中間製品には、2008年2月19日官報(布告2008年567号)により5~20%の輸出税が課されていた。他方、原皮にかかる輸出税は150%のまま残る。

今回の通達の背景には、輸出税の導入によって中間製品の輸出が停滞し、貿易業者の廃業などが相次いだことがある。なめし加工業では生産が停滞し、環境配慮への対応も迫られる中、廃業する企業も出ていた。エチオピア政府は、首都アディスアベバから50キロほど郊外のモジョに工業団地を造成し、革加工業を集約することを検討している。今回の輸出税一部廃止が産業活性化のみならず、外貨不足に悩む当地における輸出増加につながることが期待される。

(注)日本皮革産業連合会のウェブサイトによれば、ピックル皮は、脱毛後、酸と塩の混合液に浸漬処理した皮。ウェットブルーは、クロムなめしを施した湿潤状態の革。クラストは、染色、加脂した革を水絞り、伸ばしを行い、つり下げ乾燥したもの。

(関隆夫)

(エチオピア)

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