2019年のトウモロコシ輸出額・輸出量がともに過去最高を記録

(ブラジル)

サンパウロ発

2020年01月21日

ブラジル農業・畜産・供給省(MAPA)は1月10日、2019年の農産品輸出額が968億ドルとなり、輸出額全体の43.2%を占めたことを発表した。2018年は42.3%だった。

品目別にみると、主要輸出品目の大豆は、輸出額が前年比19.8%減の326億3,500万ドル、輸出量が9.5%減の9,165万8,000トンと振るわなかった(表参照)。一方、同じく主要輸出品目のトウモロコシは、輸出額が87.4%増の73億4,400万ドルと過去最高を記録し、輸出量も88.5%増の4,325万4,000トンと過去最高になっている。

食糧供給公社(Conab)が2019年9月に発表した第12回穀物作柄調査によると、2018/2019年度(2018年10月~2019年9月)のトウモロコシの収穫量は1億トンに達したと発表されており、MAPAは、これが2019年の輸出増につながったと分析している。また、MAPAやサンパウロ大学農学部(ESALQ)の応用経済研究所(CEPEA)によれば、トウモロコシは米国で2019年5月から6月にかけて過剰な降雨による種まき遅延が収穫減につながったこと、ブラジルの通貨下落によりブラジルからの輸出に有利に働いたことなどの外的要因も相まって、国際市場でブラジル産トウモロコシへの注目が集まったと分析した。

表 ブラジルからの大豆・トウモロコシ輸出額と輸出量

(古木勇生、高橋ルシア)

(ブラジル)

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