9月の産業活動指数、前月比マイナス1.6%

(アルゼンチン)

ブエノスアイレス発

2019年12月19日

アルゼンチン国家統計センサス局(INDEC)PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)は11月26日、2019年9月の産業活動指数が前年同月比2.1%減、前月比1.6%減(季節調整済み)と発表した。ともに、2カ月連続のマイナスとなった(図参照)。

図 産業活動指数の推移

産業別(前年同月比)にみると、農業・牧畜・狩猟・林業(11.8%増)、鉱業・採石(2.2%増)、不動産・賃貸業(1.5%増)は増加したが、それ以外の産業は軒並みマイナスないしは1%未満の伸びにとどまった(表参照)。とりわけ、漁業(44.2%減)、金融仲介業(14.6%減)、建設業(6.5%減)、商業(5.2%減)、製造業(5%減)は大きく落ち込んだ。

表 産業別の産業活動指数(前年同月比)

2019年1~9月期でみると、前年同期比2.3%減のマイナス成長となった。

(津下みなみ)

(アルゼンチン)

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