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ブダペスト空港に新たなロジスティクス施設開設

(ハンガリー)

ブダペスト発

2019年12月03日

ハンガリー・ブダペストのリストフェレンツ国際空港(以下、ブダペスト空港)に新たなロジスティクス施設「BUDカーゴシティー」が開設され、11月21日に開所式が行われた。

ブダペストでの航空貨物の輸送量は2018年に約15万トンと、2017年比で15%、2015年比で60%増加した。ハンガリーを含む中・東欧での電子商取引の急速な拡大によるものとみられる。

拡大する物流需要に対応するため、近年、物流各社が機能を拡充する動きがみられる。DHLエクスプレスは2017年に2,500万ユーロを投じてブダペスト空港に倉庫やオフィスなどからなる1万3,000平方メートルの複合施設を建設。現在、この施設は1万6,000平方メートルに拡張されている。また、TNTエクスプレスも2017年に、1万6,500平方メートルの複合施設を同空港に開設した。

BUDカーゴシティーは、ブダペスト空港の貨物取り扱い機能を拡充するもので、約2万平方メートルの倉庫と、オフィススペース、1万平方メートル超の貨物輸送エリアで構成される。さらに3万平方メートルを超える駐機場も備えており、取り扱い貨物容量は年間25万トンへと拡大される。

この開発は、2016年初頭に発表された総額500億フォリント(約180億円、1フォリント=約0.36円)の空港開発計画(BUD2020)の一環だ。中・東欧で拡大する中国の電子商取引事業者にとって、ブダペスト空港は理想的な環境を提供するだろうと、ブダペスト空港の不動産・貨物担当役員のドロイーズ・レネ氏は9月の有識者会議で述べている。

民間シンクタンクCAPAによると、「中・東欧の航空物流拠点の中心」の座はウィーンやプラハ、ブダペストなどで争われてきた。ブダペスト空港は航空貨物の輸送量ではウィーンに劣るものの、前年比の伸び率では他に比べて高い(表参照)。

表 主要ハブの航空貨物輸送量の比較

同空港のオーナー企業であるドイツ系航空会社アビアライアンスのゲアハルト・シュレーダー代表取締役は開所式で「BUDカーゴシティーや現在計画中の追加投資により、ブダペスト空港、そしてハンガリーが中・東欧地域で最も重要な物流ハブの1つになるチャンスを得た」と述べた。

(バラジ・ラウラ)

(ハンガリー)

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