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設備投資の市場拡大を目指すセツヨーアステックの取り組み

(バングラデシュ)

ダッカ発

2019年12月25日

三菱電機のファクトリーオートメーション(FA)機器、受配電機器、省エネ支援機器を販売するセツヨーアステックは、2018年11月にバングラデシュに駐在員事務所を開設した。世界第2位の衣料品輸出国であるバングラデシュは、縫製工場が約4,500あるといわれている。同社は10年前から地場代理店2社を通じて販売活動をしており、駐在員事務所を開設したことで代理店サポートを強化し、さらなる販売拡大を目指している。ダッカ駐在員事務所長の今川裕介氏に、開所後1年を経た当地のビジネスについて聞いた(11月20日)。

(問)貴社の取り扱い商品は。

(答)当社は工場向けの受配電機器、インバーターなどのFA機器や省エネ支援機器、消費電力を可視化できる電力計測機器などを取り扱っている。バングラデシュは輸出額の8割以上を衣料品が占め、縫製業は主要産業のため、販売先の9割以上は縫製工場だ。

(問)バングラデシュの設備投資の状況は。

(答)バングラデシュの潜在需要から今後投資を期待できる顧客も多く、魅力ある市場で、将来にわたり活動に値するFA市場でもある。現在は資金の流動性が低くなっていることから、投資を手控えているユーザーもいるが、2020年後半には回復してくるものと期待している。

(問)事業上の課題は。

(答)販売代理店の充実したサポート体制、また、バングラデシュは親日国であるため、「日本ブランド=高品質」というイメージで大きな評価を受けている強みがあるが、コスト重視の企業に対しては苦戦する場面もあり、今後はこれらをカバーするような製品ラインアップの拡充が課題と考える。

(問)今後の取り組み方針は。

(答)今後は日系企業の進出が加速することが予想されるため、当社のダッカ駐在員事務所によるサポートの下、現地代理店2社の機能や顧客サポート体制をさらに充実させることで、日本レベルのサービスを提供できる環境づくりや、工業団地エリア(ダッカ近郊のガジプールやナラヤンガンジなど)における製品セミナー開催などを通じ、三菱電機製品のプレゼンス向上を推進するサポートを実施していきたい。

また将来、バングラデシュの技術レベル向上に伴い、地場産業が成長していくことを見据え、特にFA機器が多用される機械・設備の国産化(「Made in Bangladesh」)に注目し、マーケティング活動を行っていきたい。結果としてバングラデシュの産業発展の一助として貢献できればと考えている。

写真 ローカル企業の支援にも積極的な今川裕介所長(セツヨーアステック提供)

ローカル企業の支援にも積極的な今川裕介所長(セツヨーアステック提供)

(安藤裕二)

(バングラデシュ)

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