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魯南高速鉄道(日照~曲阜)が運行開始、移動時間が大幅に短縮

(中国)

青島発

2019年12月18日

日照西駅と曲阜東駅を結ぶ魯南高速鉄道(以下、魯南鉄道)が11月26日、正式に開通した。地元紙(「半島都市報」11月26日)によれば、2019年12月末には列車内での高速インターネット利用が可能となるなど、魯南鉄道は第5世代移動通信システム(5G)ネットワークが完備される中国で、最初の高速鉄道の1つとなる。

魯南鉄道は全長240キロで、最高時速は350キロに達する(添付資料参照)。停車駅は厳家寨駅、莒南北駅、臨沂北駅、費県北駅、蒙山駅、泗水南駅だ。日照市から曲阜市までの移動は、従来の3時間強から1時間14分に短縮される。

また、魯南鉄道は、既存の路線である京滬(北京~上海)、済青(済南~青島)、青塩(青島~日照)高速鉄道と接続(間接も含む)しており、同鉄道の開通によって、各市への移動時間は大幅に短縮された(表参照)。今後、魯南鉄道は1日30便(15往復)運行される予定だ。

表 魯南鉄道の一部の運営表

臨沂市、「物流の都」としてのさらなる発展に期待

魯南鉄道の停車駅には、臨沂北駅が含まれる。臨沂市は、市内に130以上の専門卸売市場が所在し、中国全土の2,000以上の線路へ貨物を輸送するなど、以前から中国の「物流の要所」として機能していた。今回の魯南鉄道の開通により、臨沂北駅は北京市と上海市をつなぐ京滬高速鉄道とも接続されたため、物流のハブとして機能が強化されることが期待される。臨沂市の物流会社である山東順和集団の趙玉璽董事長は「仮に同一商品を北京市から広東省まで輸送した場合、従来は済南市で貨物の積み替えを行い、満載状態にするため約3~5日を要していた。臨沂市で積み替えが可能になったことで、当日中に発送できるようになり、倉庫での保管費用を減らすことができる」と、臨沂市を経由するメリットを強調した(「界面新聞」2019年11月26日)。

(董峰)

(中国)

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