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284億円相当の密輸品を没収、模倣品が60%、ドラッグは24%

(フィリピン)

マニラ発

2019年11月26日

フィリピン関税局(BOC)は、2019年1月から10月24日までに129億2,000万ペソ(約284億2,400万円、1ペソ=約2.2円)相当の密輸品を没収したと発表した。11月21日付のフィリピン各紙が報じた。

BOCのレイ・ゲレロ局長は、60%に当たる78億1,000万ペソ相当が模倣品で、うち16億9,000万ペソ相当がたばこ製品だったとした。また、29億6,000万ペソ相当分の違法ドラッグの一種のメタンフェタミンが没収され、違法ドラッグの中で最も没収額が多かった。その他の違法ドラッグも1億5,174万ペソ相当が没収された。BOCはその他の没収品として、車両および関連製品(6,725万ペソ)、古着(5,466万ペソ)、鉄鋼製品(1,261万ペソ)などを挙げた。

フィリピンにおける模倣品の近年の摘発実績は、大規模な摘発を行った2014年が133億ペソ相当に上り、2015年(20億ペソ)、2016年(65億ペソ)、2017年(82億ペソ)、2018年(236億ペソ)と、政府の取り組み度合いに従って増減している。

フィリピンは、模倣品対策を含めた知的財産保護が不十分だとして、1994年から2013年まで、米国通商代表部(USTR)が公表する監視対象国とされてきた。その後、フィリピン政府は知的財産権保護に関する法令整備と政府機関設立など状況の改善を図り、2014年にUSTRの監視対象外となった。

世界知的所有権機関(WIPO)は10月、知的財産権保護に関する世界各国の政策を評価・指標化した年次報告書「世界知的財産権指標2019」を発表し、フィリピンを世界129カ国中67位とし、前年の70位から3ランク上昇させた。

(坂田和仁)

(フィリピン)

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