シカゴで第3回ラーメンエキスポ・第1回居酒屋エキスポを開催

(米国)

シカゴ発

2019年11月01日

米国シカゴ市ローズモント(シカゴ市郊外のオヘア国際空港近郊に位置)に所在するドナルド・E・ステファンズ・コンベンションセンターにおいて、10月6、7日に、第3回ラーメンエキスポおよび第1回居酒屋エキスポが、ラーメンエキスポUSAにより開催された。ジェトロは、同エキスポを後援した。

第1回および第2回のラーメンエキスポはテキサス州で開催されたが、今回、開催地をシカゴへ移したのは、新規来場者の獲得を図るとともに、米国全体へラーメン・居酒屋を普及することが狙いだ。なお、同イベントは、ラーメンに特化した米国唯一の展示会となっている。

同エキスポには、36の事業者(うち16事業者が日本から参加)が出展し、小麦、食肉、シーフード、麺やスープなどの加工食品、日本酒などに加えて、丼などの器や、麺・ギョーザの製造を行う機器類、さらには、レストランなどにおける発注システム、損害保険の展示が行われた。

同エキスポは、主としてビジネス関係者向けだが、休日には一般の消費者の来場も多く見受けられ、イベントは活気に包まれた。

主催者によると、来場者数は2日間の合計で、ビジネス関係者2,749人、一般消費者163人だった。このうち、ビジネス関係者の主な内訳は、レストラン関係(65%)、ホテル関係(15%)、食品卸関係(15%)だった。

主催者は、今回のエキスポに関して、シカゴでは初めての開催だったが、多くの来場者で予想以上の反響があったことを踏まえ、2020年もシカゴでの開催を視野に入れる。また、非日系企業への浸透を図るためにも、アクセスが容易なシカゴのダウンタウンで開催することも検討するという。

写真 エキスポ会場の様子(ジェトロ撮影)

エキスポ会場の様子(ジェトロ撮影)

写真 エキスポ会場の様子(ジェトロ撮影)

エキスポ会場の様子(ジェトロ撮影)

(ラズベリー・タマラ)

(米国)

ビジネス短信 506f79bc5fda2fc4