陸路などで入国の旅行者の携行品免税範囲、300ドルから500ドルに引き上げへ
(ブラジル)
サンパウロ発
2019年11月19日
ブラジル経済省は11月14日、陸路や河川、湖水経由で入国する際の携行品免税範囲を1人当たり300ドルから500ドルに引き上げることを決定し、11月12日付経済省令601号として官報に掲載した。
ブラジルでは、国境に接するパラグアイのシウダ・デル・エステ市でブラジル国内よりも安価な電化製品や化粧品、衣類、雑貨を購入して持ち込む旅行者が多く、影響がありそうだ。
経済省は10月に、港湾や空港の免税店での購入制限について、1人当たり500ドルから1,000ドルに引き上げる決定を行っている(10月14日付経済省令559号、翌15日官報掲載)。今回の措置とともに2020年1月1日に発効する。
なお、空港から入国する海外旅行者の携行品免税範囲は従来どおり500ドルとなっている。
(大久保敦)
(ブラジル)
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