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パナソニック、ウズベキスタンに「トレーニングセンター」を開設

(ウズベキスタン)

タシケント発

2019年10月10日

ウズベキスタンを管轄するパナソニックCISは2019年9月23日、タシケント市内に地元販売代理店、技術者など向けの教育や一般消費者とのコミュニケーション促進を目的とした「トレーニングセンター」(注)を開設した。同社は2002年からウズベキスタンで販売を行っているが、このようなトレーニングセンターの設置は今回が初めて。ウズベキスタンを担当するカントリーマネージャーのマーク・リー氏に話を聞いた(10月3日)。

(問)トレーニングセンター設置の背景とその活動内容について。

(答)設置の背景には、a.当社が顧客本位のサービスに力を入れていること、b.ウズベキスタンの市場が伸びていること、の2つがある。現在、当社は家電(白物家電を除く)、美容関連、音響機器、エアコン、防犯カメラ機器、通信関連、パソコンなどの事業を展開しているが、製品の保証期間を3~5年に設定する当地で数少ないブランドの1つ。今回の拠点設置は、当社の自社製品への強いコミットメントを販売代理店や一般消費者へ示すもの。ウズベキスタンの市場も伸びており、カテゴリーによって異なるが、2018年の売上高は前年比で15~20%増となった。トレーニングセンターでは、PBX(電話交換機)のエンジニア向けコース、家電販売代理店のセールスマン向けコースや、一般消費者向けの料理教室などを定期的に実施している。

(問)ウズベキスタンの一般消費者のライフスタイルの変化について。

(答)ライフスタイルは、5年前に比べて大きく変わった。女性の社会進出による家事の省力・省時間化、健康・食の安全志向の高まりから、電子レンジ、ホームベーカリー、ジュースメーカーなどが売れて始めている。シェーバーや音響機器の販売も伸び、人々の生活が少しずつ良くなっているのを肌で感じる。売れ筋のラインアップは、近隣のロシアと比べ5年ほど後ろ倒しで来ている感じだ。2019年1月から関税が引き下げられたことと、クレジット(割賦販売)利用の普及が販売を伸ばす追い風になっている。

(問)今後の市場の伸びについて。

(答)小売りでは地方に市場が拡大し、勢いがある。当社と直接取引のある複数の家電量販店について、9月だけでも6カ所の新店舗がオープンした。また、国営企業や大手資源採掘企業が主として利用する、自然環境が過酷な作業現場・採掘現場向けタブレットの販売など、法人向けのビジネスも可能性がある。韓国、中国ブランドとの競争も徐々に激しくなりつつあるが、日本の家電メーカーのブランドは、ウズベキスタンでは長い歴史を持ち、人々からの信頼が厚く、特別な地位を獲得している。

写真 パナソニックのリー氏(左)は2002年からウズベキスタンで勤務する筋金入り社員。トレイナーのビクタシェワ氏(中央)、マネージャーのトゥルコフ氏(右)(ジェトロ撮影)

パナソニックのリー氏(左)は2002年からウズベキスタンで勤務する筋金入り社員。トレイナーのビクタシェワ氏(中央)、マネージャーのトゥルコフ氏(右)(ジェトロ撮影)

(注)製品の保守などを実施する「サービスセンター」は、既にウズベキスタン国内に4カ所設置されている。

(高橋淳)

(ウズベキスタン)

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