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ドゥテルテ大統領、難病の重症筋無力症を公表

(フィリピン)

マニラ発

2019年10月09日

フィリピンのドゥテルテ大統領は10月5日、自身が難病の重症筋無力症を患っていると明らかにした。フィリピン医師会によると、重症筋無力症は目や口、顔、手足などの筋肉が正常に動かずに話しにくくなったり、物を飲み込みにくくなったりする症状を引き起こす。ドゥテルテ大統領は訪問先のロシアで、筋力が弱くなっており既に片方の目が下がるなどの症状が出ていると説明した。

現在74歳のドゥテルテ大統領は、過去にも健康不安説が度々浮上しており、2018年には胃と大腸の内視鏡検査を受診した結果、胃食道逆流症(GERD)と診断されたことが報道された。2017年には脊髄損傷の痛みを和らげる鎮痛剤を処方されていると明らかにした。また、2019年5月には一時目が見えなくなったといううわさが報じられ、政府は大統領が朝食をとる様子の写真を掲載してうわさを鎮めた。

フィリピンの民間調査会社ソーシャルウエザーステーションズ(SWS)が2018年に発表した調査結果によると、66%のフィリピン国民がドゥテルテ大統領の健康を心配しており、この割合は調査を行うごとに増加しているという。大統領の医療記録や定期健康診断結果を公表すべきだという報道もある。

フィリピンの憲法は、大統領が重度の病気を患った場合は公表しなければならないと規定している。また、法律は、大統領が任期中に死亡または回復不能の障害が生じた場合は、副大統領が残りの任期を引き継ぐとしている。副大統領は野党党首のレニー・ロブレド氏、ドゥテルテ大統領の任期は2022年。

(坂田和仁)

(フィリピン)

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