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浙江省で初の水素ステーション開業、路線バスの運行も始まる

(中国)

上海発

2019年10月29日

中国では水素燃料電池の実用化の動きが各地で盛んだ。浙江省では省としての計画に加え、寧波市や嘉興市などの市レベルでも発展計画が発表されている(2019年6月18日付地域・分析レポート参照)。

嘉興市は2022年までに水素ステーションを8~10カ所設置し、新規で購入するバスのうち、水素燃料電池自動車(FCV)の割合を50%超とする目標を掲げている。同市嘉善県では9月6日に浙江省第1号となる水素ステーション(以下、嘉善ステーション)が完成し、10月15日に開業した。華東地域では、6月に開業した上海化学工業園区の金山ステーションに続く水素ステーションの開業となる(2019年6月14日記事参照)。地元メディアによると、嘉善ステーションの1日当たりの水素充填(じゅうてん)能力は500キログラムで、一般的な路線バスの約25台分に相当する水素を提供できるという(「鳳凰網浙江綜合」10月16日)。

また、10月16日には嘉善県で、浙江省で初となるFCV路線バスも運行を開始した。高速鉄道が通る嘉善南駅を出発し、同駅へ戻る循環バスとして10台が投入された。同県ではFCVバスを2019年内にさらに40台(5路線)、2020年には50台を追加で導入するとしている。

嘉善県で運行が始まったFCVバスは、厦門金龍旅行車(金旅客車)が製造した車両だ。金旅客車は嘉善県政府などの入札で、2019年に全長8.5メートの車両を50台、2020年にも同30台、さらに、12メートルの車両を20台の計100台を落札しており、同県で運行されるバスは全て金旅客車が製造した車両になるとみられる。落札価格は約1億5,000万元(約22億5,000万円、1元=約15円)だった。

(高橋大輔)

(中国)

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