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イスラエルのフィンテック企業、1億7,600万ドルを資金調達

(イスラエル、米国)

テルアビブ発

2019年10月18日

米国のサンフランシスコに本社を置く、フィンテック企業ファンドボックス(Fundbox外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)は9月24日、1億7,600万ドルのシリーズCラウンドを完了したと発表した。ファンドボックスは、イスラエル人の起業家が2013年に創業した、中小企業向けにオンラインでレンディングサービス(売掛債権=請求書を担保にした融資)を提供するスタートアップ。

ファンドボックスのサービス利用者は、自社の会計ソフトをファンドボックスのシステムと連携させて、必要な情報を入力するだけで、発行した請求書の額に応じた融資限度枠が設定され、短期の資金繰りを改善することができる。ファンドボックスが開発した、与信状況を解析する独自のスコアリングシステムにより、最短で数分のうちに融資審査が完了し、翌営業日には資金が口座に振り込まれる。米国では既に約20万社の中小企業が、ファンドボックスのサービスを利用している。

経済紙「カルカリスト」(9月24日)によると、CEO(最高経営責任者)のエーヤル・シェナール氏は「調達した資金で、欧州や日本など米国以外の市場開拓と新たなサービスの開発を推進する」、と話す。今回の資金調達には、アリアンツ・エックス(Allianz X、ドイツ)、ハーバー・ベスト(HarbourVest、米国)、コースラ・ベンチャーズ(Khosla Ventures、米国)などに加え、三菱UFJイノベーション・パートナーズ、リクルート・ストラテジック・パートナーズ、GMOインターネット・グループといった日本の企業が参加している。

なお、イスラエルでは、フィンテックはサイバーセキュリティ、デジタルヘルスと同様に、スタートアップの動きが活発な分野だ。スタートアップ・ネイション・セントラルによれば、2019年10月15日現在、同分野は40件の資金調達案件に12億8,570万ドルを集めており、調達総額はサイバーセキュリティの11億820万ドル(資金調達案件:44件)、デジタルヘルスの501万ドル(41件)を上回る。

(荏原昌)

(イスラエル、米国)

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