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スリランカ大統領選挙に35人の立候補者

(スリランカ)

コロンボ発

2019年10月31日

スリランカの次期大統領を決める大統領選挙が、2019年11月16日に行われることが決まった。スリランカの大統領選挙は今回で8回目。現職のマイトリパーラ・シリセナ大統領の任期は、就任から5年後の2020年1月9日までとされるが、憲法によれば選挙管理委員長が今回の選挙の勝者を宣言した時点で、シリセナ大統領の任期は終了する。また、大統領選挙の勝者は、選挙管理委員長の勝者宣言後、2週間以内に大統領就任の宣誓を行うことで、正式な大統領に就任する。

10月7日の立候補申請の締め切り日までに41人が申請し、選挙管理委員会はこのうち35人を有資格者として発表した。前回2015年の大統領選の立候補者数に比べて、人数は倍増している。有力な候補とみられているスリランカ人民党(SLPP)のゴタバヤ・ラージャパクサ氏、スリランカ統一国民党(UNP)のサジット・プレマダーサ氏らを筆頭に、候補者の中には、僧侶2人、イスラム系4人、タミル系2人、女性候補者1人などが含まれる。

ラージャパクサ氏は、マヒンダ・ラージャパクサ前大統領を兄に持ち、マヒンダ氏が首相と大統領(2005~2015年)を務めた期間で、国防長官を担った経験がある。一方、プレマダーサ氏は、第3代大統領の故ラナシンハ・プレマダーサ氏(任期:1989~1993年)の息子で、現与党のUNP副総裁、そして現政権で住宅・建設・文化相を務める。両候補とも政治的に強い支持基盤を持っており、今回の選挙において注目されている。

選挙の争点は、(1)テロを受けた治安の回復、(2)経済復興への対策、(3)民族対立の解消、(4)地方における雇用創出・農業(農家)支援、などに絞られている。

ラージャパクサ、プレマダーサの両候補とも、票の獲得に向けてマニフェストを発表している(表参照)。しかし、それぞれの政策にどの程度のコストが必要か、また財源について具体的に示されているわけではなく、実現は難しいとの懐疑的な見方もある。

表 ラージャパクサ、プレマダーサ両候補者の主なマニフェスト(選挙宣言)

なお、選挙管理委員会によると、選挙結果が出るまでには選挙日から2日間程度の時間を要する見込みという。

(ラクナ・ワーサラゲ、糸長真知)

(スリランカ)

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