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ハノーバーメッセの在外展を中南米で初開催、日系企業は10社出展

(メキシコ)

メキシコ発

2019年10月18日

メキシコのグアナファト州レオン市において、ドイツ最大の産業技術見本市「ハノーバーメッセ」の海外展開版である「インダストリアル・トランスフォーメーション・メキシコ(ITM)」(会期:10月9~11日)が開催され、約160社が参加した。「ハノーバーメッセ」の名称を冠したイベントとしては、ドイツ国外ではシンガポールに続く2つ目で、中南米では初開催。今回、開催の契機となったのは、2018年4月に開催されたドイツ本国のハノーバーメッセにおいて、メキシコがパートナー国となり、オートメーション、ロボティクス、デジタル化技術、ロジスティクスなど、メキシコに強みのある分野を展示したことだ。今回のITMはインダストリー4.0を主眼としており、自動製造技術やビッグデータ活用といった製造業における最新技術が展示されたほか、それらの技術がどのように生産性向上につながるかという映像が学生を中心に好評だった。

日系企業は計10社が出展

日系企業は、製造分野で三菱電機、SMC、日本精工、THK、ミツトヨ、キーエンス、北川鉄工所の7社が、情報通信技術(ICT)分野ではNTT、富士通、キーエンス(製造分野に加えて出展)、東洋ビジネスエンジニアリングの4社が出展した。東洋ビジネスエンジニアリング以外は、メキシコに現地法人を持つ。

SMCは自動製造ライン、ミツトヨはIoT(モノのインターネット)を活用した製造ラインの検査技術、北川鉄工所は把握制度0.01T.I.R.(測定部のダイヤルゲージ全量)以下の次世代旋盤チャック装置を展示。東洋ビジネスエンジニアリングは仮想現実(VR)を活用し、工員の作業をデジタル化して無駄な動きを見える化するシステムや、全データをタブレット上で管理・指示できるペーパーレスシステムを展示した。

工業会議所も生産性向上が急務と認識

ITMに合わせて、全国工業会議所連合会(CONCAMIN)の年次総会が開催された。開会あいさつで、フランシスコ・セルバンテス会頭は「メキシコにおける製造業技術は、自動車産業や航空機産業に代表されるように世界に比肩している。しかし、生産性という観点ではいまだ努力を要する地点にある」と述べた。また、2019年のメキシコ経済が低調なことにも触れ、経済活性化にはデータなどを効率的に活用する必要性を述べた。

写真 世界各国から約160社が出展した(ジェトロ撮影)

世界各国から約160社が出展した(ジェトロ撮影)

写真 インダストリー4.0についての啓発ブース(ジェトロ撮影)

インダストリー4.0についての啓発ブース(ジェトロ撮影)

(志賀大祐)

(メキシコ)

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