深セン市、年末までに電動ダンプを3,000台に、充電ネットワーク整備も

(中国)

広州発

2019年10月24日

中国の深セン市交通運輸局は10月12日、「深セン市電動ダンプトラック利用促進に向けた実施方案」外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます(以下、方案)を発表した。2019年末までに深セン市の全産業における電動ダンプトラックの保有量を3,000台とするほか、基本的な充電ネットワークの整備を目指す。その後、各地区の道路、電力容量などに応じて建設を進め、2年以内に充電ネットワークの整備を終える。

また、「深セン市電動ダンプトラック使用による排出量削減達成奨励弁法」外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます(深発改規〔2018〕4号、以下、奨励弁法)に基づいて、2019年末までに同市の電動ダンプトラックの運転資格証を取得した事業者に対し、基準を満たした場合に1台につき80万元(約1,200万円、1元=約15円)の奨励金を交付する(表参照)。

表 奨励金の交付基準

電気自動車メーカーのスカイウェル汽車(Skywell)は、深セン市で最大規模となる1,000台の電動ダンプトラックを受注し、10月11日に第1期の300台を納入した(「南方都市報」10月12日)。

(梁梓園)

(中国)

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