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ユーラシア経済連合(EEU)とイランの時限的FTA、10月27日に発効

(ロシア、ベラルーシ、カザフスタン、キルギス、アルメニア、イラン)

欧州ロシアCIS課

2019年09月02日

ユーラシア経済連合(EEU)とイランの3年間限定での時限的自由貿易協定(FTA)が10月27日に発効する。ユーラシア経済委員会(EEC)は8月28日、EEU評議会のチグラン・サルキシャン委員長と駐ロシア・イラン大使のメフディー・サナイ氏が、時限的FTAの創設に必要不可欠な外交文書を交換したと発表した。

EEUとイランの時限的FTAは、2018年5月17日にアスタナ経済フォーラムの枠内で調印された(2018年5月18日記事参照)。優遇税率の対象品目について、イラン側は食肉、油脂製品、菓子、金属製品、化粧品、電気・機械設備を、EEU側は野菜・フルーツやドライフルーツなどの食品、建材、食器、じゅうたん、非鉄金属を挙げている。工業製品の平均関税率について、EEUは8%から4.7%に、イランは22.4%から15.4%に軽減し、農産品はそれぞれ9.6%から4.6%、32.2%から13.2%に引き下げる(EEC発表2018年5月17日)。

8月28日に行われたサルキシャン委員長とサナイ大使の面談で、サルキシャン委員長は、EEU加盟国首脳がイランとのFTA締結をEECの活動の優先事項としていた点を強調、サナイ大使は、イランとEEUの双方にとって大きな利益をもたらす非常に重要な協定と評した。

面談では、EEUとイランとの間でのFTAの履行を含む緊密な協力の継続について合意した。税関当局間の連携強化や、ビジネス対話の開催などを行うとしている。サナイ大使は、近いうちにイランで、同国企業向けにEEU・イランFTAの利用メリットを説明するビジネスカンファレンスをEECと共同で開催したいと述べた(EEC発表8月28日)。

(齋藤寛)

(ロシア、ベラルーシ、カザフスタン、キルギス、アルメニア、イラン)

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