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上半期のGDP成長率は5.5%

(フィリピン)

マニラ発

2019年08月16日

フィリピン統計庁(PSA)は8月8日、2019年第2四半期(4~6月)の実質GDP成長率が前年同期比5.5%で、第1四半期(1~3月)の5.6%から0.1ポイント減速し、第1・第2四半期を合わせた上半期の成長率は、前年同期を0.8ポイント下回る5.5%と発表した。成長率5.1%を記録した2015年第1四半期以来最も低い成長率となった。

上半期の実質GDP成長率を需要項目別にみると、民間消費支出が5.8%と前年同期と同じだったが、輸出が5.0%(前年同期比7.6ポイント減)、輸入が4.2%(11.9ポイント減)、政府消費支出が7.1%(5.5ポイント減)と、軒並み前年同期比で成長が鈍化した。特に、国内総固定資本形成についてはマイナス0.1%(15.0ポイント減)とマイナス成長となった(表参照)。

表 フィリピンの需要項目別、産業別実質GDP成長率

産業別にみると、農林水産業が0.7%と前年同期と同じだったが、鉱工業などが4.2%(前年同期比2.9ポイント減)と減速した。サービス業は7.0%(0.3ポイント増)と好調だった。

国家経済開発庁(NEDA)のアーネスト・ペルニア長官は成長鈍化の理由として、2019年度予算の成立が3カ月以上遅れたことや、エルニーニョ現象による農業への打撃、米中貿易摩擦による世界的な経済成長の減速、今年5月の中間選挙期間中のインフラプロジェクトの工事中断を挙げた。

(坂田和仁)

(フィリピン)

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