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米国がコロンビア産キハダマグロの禁輸措置を解除

(コロンビア、米国)

ボゴタ発

2019年08月30日

コロンビア商工観光省は8月26日、米国がコロンビア産キハダマグロの輸入禁止措置を解除したと発表した。米国は1990年8月28日、東太平洋のキハダマグロ漁におけるイルカ混獲を規制するために、コロンビアに対し輸入禁止措置をとった。その後、イルカの殺傷率低減に大きな進展があったものの、29年間、禁輸措置は解除されてこなかった。

コロンビア政府は2019年に入り、水産養殖局、大統領府、貿易協会、環境・持続可能な開発省、商工観光省を中心として、アメリカ海洋大気庁(NOAA)に禁輸措置解除を要請。NOAAが求める書類手続きを進めるとともに、過去4年間未払いとなっていた全米熱帯まぐろ類委員会への漁獲割当料金を支払い、今般の禁輸措置解除へ結び付いた。

商工観光省によると、2018年の米国のキハダマグロ輸入額は2億150万ドルで、東南アジアのほか、メキシコ、エクアドル、ブラジル、パナマなどからも輸入している。コロンビアと米国は自由貿易協定(FTA)を締結していることから、今後、同国におけるコロンビア産キハダマグロの市場拡大が見込める。

ボゴタ市内で、すし居酒屋を営む日本人は、コロンビア近海で捕れるキハダマグロは、アジ、サバ、イワシなどを餌としており、きれいな赤身に程よい脂肪が乗っており非常においしいと語る。国内で流通する同魚種の大半は、太平洋に面する北西部チョコ県の港で揚げられたもので、流通価格は1ポンド(約454グラム)当たり約40万ペソ(約1万2,400円、1ペソ=約0.031円)だが、今後、米国へ多く輸出されるようになると国内価格は上昇するだろうと同氏はみている。

(茗荷谷奏)

(コロンビア、米国)

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