国際石油開発帝石、米国メキシコ湾沖の鉱区権益を取得

(米国)

ヒューストン発

2019年08月02日

国際石油開発帝石(INPEX)は7月26日、子会社のINPEX USオフショア(テキサス州ヒューストン)を通じて、米国メキシコ湾沖に位置する探鉱鉱区キースリーキャニオン921鉱区、965鉱区と、ウォーカーリッジ881鉱区、925鉱区(以下、本鉱区)のそれぞれ40%の権益を米国独立系石油ガス大手のアナダルコから取得することで、同社と合意したと発表した。

本鉱区は米国ルイジアナ州沖合約380キロ、水深約2,150~2,700メートルに位置し、鉱区面積は約93.2平方キロ。周辺では、INPEX USオフショアが権益を有するルシウス油田とハドリアンノース油田が操業している。

INPEXは今後、アナダルコと鉱区の評価作業を進め、早期に試掘井を掘削する予定。

表 キースリーキャニオン、ウォーカーリッジ鉱区概要

(中川直人)

(米国)

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