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一定量を超える野菜・果物、花束の個人携行・郵送での輸入を禁止

(ロシア)

欧州ロシアCIS課

2019年08月21日

ロシアでは個人による検疫対象物の輸入を厳格化する動きがみられているが(2019年5月15日記事参照)、8月19日には、飛行機、鉄道、自動車、船舶などの移動手段を用いた、携行手荷物、預託手荷物、郵送での、5キログラムを超える野菜・果物、3束超の花束(注)を、植物検疫証明書なしに、ユーラシア経済連合(EEU)の国境をまたぐ輸入を禁止する連邦政府決定(2019年7月17日付第907号)が発効した。

輸入は検疫証明書を伴う場合のみ許可され、違反した場合は、所有者による費用負担で、製品の返送もしくは廃棄処分を行わなければならない。ロシア主要経済紙「コメルサント」(7月22日)は、本法令は、トロピカルフルーツ、野菜、針葉樹、植物原料などの植物検疫リスクの高い製品に対するルール強化が目的としている。

連邦動植物検疫監督局(ロスセリホズナドゾル)によると、今回の連邦政府決定は、2017年7月1日に発効したユーラシア経済委員会(EEC)による決定文書(2016年5月10日付EEC理事会決定第41号、2016年11月30日付EEC評議会決定第158~160号)に基づくもの。EEC法令が2017年7月に発効し、ロシアでも実態上、導入されていたため、今回の連邦政府決定によって新しいルールが導入されるわけではないとしている。コンサルティング会社エキスパートグループのベータのパートナーであるイリヤ・ジャルスキー氏は、EECの法令とロシア国内法令が一致していない場合、ロシアの当局は国内法を優先する。今回の連邦政府決定は、当該矛盾の解消が背景にあると評した(「コメルサント」紙7月22日)。

(注)新鮮もしくは乾燥した状態の切り花、つぼみ、葉、ハーブ、花やつぼみのない植物などで、15本を超えるもの。

(齋藤寛)

(ロシア)

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