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フェムサがコンビニ事業でブラジル進出、出資額は149億円

(メキシコ、ブラジル)

メキシコ発

2019年08月21日

メキシコ北部の都市モンテレイに本社を構えるフェムサ(FEMSA)グループは8月6日、コンビニ事業でのブラジル進出について発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。グループの小売り部門フェムサ・コメルシオがブラジルのライゼン(Raizen)と合弁会社を設立する。具体的には、フェムサ・コメルシオが5億6,100万レアル(約149億円、1レアル=約26.55円)を出資し、ライゼン・コンベニエンシアスの株式50%を取得する。今回の株式取得には、ブラジルの競争当局の承認が必要だが、2019年下半期中に許可が下りる見通しだ。フェムサグループはコカ・コーラの飲料ボトリング事業や、メキシコ最大のコンビニチェーンのオクソ(OXXO)の経営を行うほか、ハイネケングループの株式を14.8%保有するなど、多角的な経営を行っている。

ライゼンは、ブラジルでバイオエタノール製造などを行うコサン(Cosan)とロイヤル・ダッチ・シェルのブラジル子会社が50%ずつ出資し2010年に設立された。ブラジルで6,200以上の燃料サービスステーションを展開し、そのうち約1,000カ所でコンビニの「セレクト」を運営している。今後、フェムサ・コメルシオとライゼン・コンベニエンシアスは8,060万ドルの投資により、今後3年間でブラジルにオクソとセレクトを500店舗展開することを検討している(「レフォルマ」紙電子版8月14日)。フェムサ・コメルシオのダニエル・ロドリゲス社長は「これまでわれわれはブラジルを小売業にとって大変魅力的な市場と考え、進出について長い間分析をしてきた。その結果としての今回の買収は、時機を得たものと考えている。ライゼンという世界クラスの企業と力を合わせられる機会に感謝するとともに、これからの挑戦に奮闘したい」とコメントした。

メキシコのグローバル企業の代表格

フェムサ・コメルシオはグローバルに経営を展開しており、6月末時点でメキシコ、チリ、コロンビア、ペルー、エクアドルでコンビニやドラッグストアなどの小売店を1万8,608店舗展開している(OXXO、YZA、Farmacon、Moderna、Cruz Verde、Fybeca、SanaSana、Maicaoなど)。フェムサ・コメルシオはこれら事業を通じて約18万人を雇用し、1日当たり1,300万人以上の消費者にサービスを提供している。また、ボトリング事業ではコカ・コーラブランドとして中南米諸国やフィリピンに事業範囲を広げている。ブラジルでは2016年に飲料メーカーのボンパーを30億5,800万レアル(約819億円)で買収した。

(中井健太)

(メキシコ、ブラジル)

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