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中国初公開の「千と千尋の神隠し」が大ヒット

(中国)

北京発

2019年07月01日

宮崎駿氏が監督したアニメーション映画「千と千尋の神隠し」が6月21日、中国大陸で初公開された。初日の興行収入は5,587万元(約8億9,392万円、1元=約16円)を記録し、同日の首位となった。6月27日午前10時時点での興行収入は2億7,500万元で、同日に封切られた「トイ・ストーリー4」の興行収入(1億2,400万元)を大幅に上回っている(「猫眼票房」6月27日)。

公開に当たっては、宮崎監督が中国のファンに向けて書いたメッセージとイラストが中国のSNS「微博(ウェイボー)」で披露され、6,900万件余りのアクセスがあった。また、中国版ポスターが「美しい」と評判になったほか、吹き替え版には有名芸能人らが起用され、話題になるなど、事前の注目度が高かった(「北京日報」6月21日)。

中国でもファンの多い宮崎監督製作の映画のため、日本では公開が2001年と比較的古い映画の上映にもかかわらず、多くの観客を動員した。観客からは、「待望していた」「感動した。大人も子供も楽しめる」など多くの反響が寄せられている(「北京日報」6月21日)。

中国で劇場公開された日本映画(日中合作を除く)は、2013年と2014年はなし、2015年は2本のみ(「STAND BY ME ドラえもん」と「名探偵コナン 業火の向日葵」)という状況だったが、2016年には一気に公開本数が増加した。2016年は全部で11作品(うちアニメ9本)、2017年は9作品(同6本)、2018年には過去最大の15作品(同6本)となった(ジェトロ「中国映画/テレビ市場調査」2018年12月26日記事参照)。

ウェブサイト「中国票房」によると、これまで中国で公開された日本アニメ映画の最終興行収入は、1位の「君の名は。」が5億7,685万元、2位の「STAND BY ME ドラえもん」が5億3,032万元、3位の「ドラえもん のび太の宝島」が2億929万元だった。また、2018年12月に中国で初めて上映された宮崎監督の「となりのトトロ」は1億7,371万元を記録した。「千と千尋の神隠し」は4億元以上になるとも予想されている(「第一財経」6月13日)。

(趙薇)

(中国)

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