映画ファンのカーニバル「2019年上海国際映画祭」が閉幕

(中国)

上海発

2019年07月08日

今年で22回目を迎えた「上海国際映画祭」(開催期間:6月15~24日)が幕を下ろした。112カ国・地域から511の作品が上映され、スクリーン数は1,745、観客は46万人に上った。6月23日夜に授賞式が開催され、日本の湯浅政明監督の「きみと、波にのれたら」がアニメーション最優秀作品賞に当たる「金爵賞アニメーション最優秀作品賞」を受賞した。

6月16日には映画祭の公式イベントとなる「2019上海・日本映画週間」の開幕式が行われた。長澤まさみ、東出昌大、小日向文世主演の「コンフィデンスマンJP」は開幕映画として上映され、監督の田中亮氏、女優の井上真央氏などのゲストが登壇した。

「2019上海・日本映画週間」ではほかに、「乱反射」「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」「今日も嫌がらせ弁当」「居眠り磐音」「母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。」を含め、計6本の映画が上映された。「今日も嫌がらせ弁当」は、日本での上映開始日である6月28日よりも前に公開された。

写真 「2019上海・日本映画週間」開幕式の様子(ジェトロ撮影)

「2019上海・日本映画週間」開幕式の様子(ジェトロ撮影)

(李雪菁)

(中国)

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