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ミツビシ・モーターズ・ノース・アメリカ、コスト削減でテネシー州を本社移転先に

(米国)

アトランタ発

2019年07月29日

三菱自動車の米国子会社であるミツビシ・モーターズ・ノース・アメリカ(MMNA)は、本社をカリフォルニア州からテネシー州へ移転することを決定したことについて、同社のフレッド・ディアス社長兼CEO(最高経営責任者)はテネシー州経済開発庁のインタビューに答え、テネシー州を選んだ理由として、低廉なビジネスコストや優秀な人材からなるビジネス優位性などを挙げた。移転先のフランクリンには、提携する日産自動車の北米拠点があり、効率化とコスト削減も期待される。

当初の移転候補地はアリゾナ、ノースカロライナ、コロラド、ジョージア、テネシー、テキサスの6州だったが、最終的にテネシー州に決定した。

同社は、全ての本社機能をカリフォルニア州サイプレスからテネシー州フランクリンに移転することを6月末に発表した。1,825万ドルを投じて、8月から着手する。

テネシー州には、自動車業界をはじめ約200社に及ぶ日本企業が進出しており、日本は海外投資の5割を占める最大の投資国となっている。6月には、ビル・リー州知事やボブ・ロルフ・テネシー州経済開発庁長官らが日本を訪れ、三菱自動車の幹部と面談し、誘致に拍車を掛けた。

テネシー州経済開発庁は、200人の雇用に対して300万ドルのインセンティブをMMNAに付与することを発表。カリフォルニア州からテネシー州に移るMMNAの既存の従業員は60人で、テネシー州では既に現地採用の取り組みが始まっている。

近年、テネシー州へ「低廉なビジネスコスト」と「優秀な人材」を主な要因として、本社の移転や新拠点の設立を決定する企業が増加している。特にサンフランシスコに本社を構えるテック産業の進出が目立ち、2015年にライドシェアのリフト、2016年にチケットオンライン販売のイベントブライトが、新拠点を同州ナッシュビルに設置した。2015年以降、カリフォルニア企業のナッシュビルにおける雇用数は4,100人とされている。

(ユン啓子)

(米国)

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