ホルムズ海峡付近でタンカー襲撃事件、イラン国内の反応

(イラン)

テヘラン発

2019年06月14日

ホルムズ海峡付近で6月13日、2隻のタンカー(うち1隻は日本の海運会社が運航)が襲撃される事件が発生した。

奇しくも、安倍晋三首相がイラン訪問中、しかも、最高指導者ハメネイ師との会談中に起きたこの事件は、煙をもうもうと上げるタンカーの様子が速報されるなど、イラン国内でも大きく取り上げられた。イラン海難救助隊が襲撃された2隻のタンカーから乗組員44人を救助したという報道もある。

イランのザリーフ外相は事件後すぐにツイッターで、「安倍首相とハメネイ師が広範囲かつ友好的な会談を行っている最中に発生した、説明しがたい不審な攻撃」と発表し、「イランが提唱する地域の対話が不可欠」ともコメントしている。

イラン外務省のムサビ報道官も「この事件は、地域の緊張緩和と平穏に向けた努力や政策に反する」として「懸念」を表明した。

日本の外務省も同日、今回の事件を受けて、ホルムズ海峡付近における日本関係船舶の被害に伴う注意喚起を発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますしている。

(中村志信)

(イラン)

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