J-Startup企業のWAmazing、スキー客誘客のサービスを開始

(オーストラリア)

シドニー発

2019年06月05日

WAmazing(本社:東京)は、オーストラリアのメルボルン(5月19日)とシドニー(5月26日)で開催された「スノー・トラベル・エキスポ2019」に出展した。同社は、経済産業省が推進するスタートアップ企業の育成支援プログラム「J-Startup」に認定された約100社の中の1社。「J-Startup」プログラムでは、経済産業省、ジェトロ、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が事務局となっている。

WAmazingは同エキスポに出展するとともに、オーストラリアから日本へ訪れる旅行者向けに、スノーアクティビティー予約サイトを5月19日から開始した。プロモーションを行った同社マーケティング担当の米山真平氏に話を聞いた(5月27日)。

(問)オーストラリア向けにサービスを開始した理由は。

(答)2018年に過去最高の55万人がオーストラリアから訪日するなど、日本は人気旅行先になっており、特にスキーシーズンの訪日が多い。ニーズが顕在化し、新たな目的地を探求する彼らに対し、われわれのスノーアクティビティーの商品がマッチし、満足のいく体験を提供できるのではないかと考え、開始した。

(問)開始したサービスの概要と展望は。

(答)今回開始した「WAmazing Snow」は、スノーアクティビティーに関わる商品600以上備えた、訪日客向け最大規模のオンライン予約サイト。情報掲載や、限定パッケージをはじめとしたさまざまな商品を販売し、日本中のスキーリゾートを訪れ、スキー体験を満足いただけるようなサービスを提供していく。さらに今後、宿泊予約や温泉体験・交通チケット手配など、訪日旅行に欠かせないものを、ワンストップで提供するプラットフォームになるべく取り組んでいく。

(問)2都市での出展を終えた手応えは。

(答)多くのスキーヤーと会話を重ね、われわれの提供商品に非常にポジティブな反応をいただき、売ることができ、手応えを得た。そして、改善すべき点や今後の展開を見据えることにもつながった。オーストラリアに実際に来たからこそ分かることが多く、今後に生かしていきたい。

(中里浩之)

(オーストラリア)

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