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第1四半期のGDP成長率は前期比マイナス0.3%に

(韓国)

ソウル発

2019年05月09日

韓国銀行(中央銀行)は4月25日、2019年第1四半期(1~3月)のGDP(速報)を発表した。実質GDP成長率は前期比マイナス0.3%に転落した。なお、前年同期比では1.8%だった(表1、2参照)。

表1 韓国の支出項目別実質GDP増減率(前期比)の推移
表2 韓国の支出項目別実質GDP増減率〔前年(同期)比〕の推移

2019年第1四半期の実質GDP(前期比)を支出項目別にみると次のとおり。

  • 民間消費0.1%増:サービス(医療など)、準耐久財(衣類など)は減少したが、耐久財(白物家電など)が増加したため。
  • 政府消費0.3%増:健康保険給与費の支出が増加したため。
  • 建設投資0.1%減:住居用建物建設、土木建設が減少したため。
  • 設備投資10.8%減:機械類(半導体製造用装置など)、輸送用機械が減少したため。
  • 輸出2.6%減:液晶ディスプレー(LCD)など電気・電子機器を中心に減少したため。
  • 輸入3.3%減:機械・装置、原油、天然ガスを中心に減少したため。

経済活動別(業種別)では、農林漁業は農産物の生産増加を受け4.7%増、製造業は電気・電子機器、化学製品などが減少し2.4%減、電気・ガス・水道事業は電力販売が減少し7.3%減、建設業は住居用建物建築と土木建設が減少し0.4%減、サービス業は情報通信、金融および保険業などが増加し0.9%増だった。

GDPのマイナス転落を受け、洪楠基(ホン・ナムギ)経済副首相兼企画財政部長官は同日、政府ソウル庁舎で緊急関係長官会議を開催し、「当面の難関を乗り越え、成長目標(2.6~2.7%)の達成に向け、補正予算の編成など政策手段を総動員する」とした。また、6月中に「下半期経済政策方向(注)」を発表し、追加課題についても積極的に対応することを明らかにした。

(注)財政会計年度は1~12月。

〔諸一(ジェ・イル)〕

(韓国)

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