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ウリヤノフスク州が日本企業を対象にビジネスフォーラムを開催

(ロシア、日本)

モスクワ発

2019年05月28日

モスクワの東方約900キロ(飛行機で約1時間半)に位置するウリヤノフスクで5月15~18日に、「第3回国際フォーラム『ボルガにおける日本の春』」が開催された。15日はビジネスデーとして、上月豊久駐ロシア日本大使や在ロシア日系企業関係者が参加し、ウリヤノフスク州における日本企業の今後のビジネスの可能性について、意見交換が行われた。

全体会合で、ウリヤノフスク州のセルゲイ・モロゾフ知事は「われわれは15年前から投資環境整備を進め、今では外国からの投資額で日本が1位を占める。いすゞ自動車やDMG森精機、ブリヂストンなどの投資プロジェクトが実行され、総投資額は5億ドル以上、1,500人以上の市民が日本企業の工場で勤務している」と述べ、日本企業とのさらなる連携や、投資環境の改善により一層取り組む姿勢を示した。また、同知事は、航空機製造(ドローンを含む)、工作機械(ロボットを含む)、再生可能エネルギー、ヘルスケア、スマートシティーなど、生産性や生活水準の向上につながる技術を持つ企業を重点的に誘致したい、と述べた。

ブリヂストン・ウリヤノフスク工場に出資する三菱商事の鈴木賢司ロシア代表は同じく全体会合において、同社がウリヤノフスク州への投資を決めた際のリスク分析について説明。ウリヤノフスク州政府の対応を高く評価した。

写真 全体会合の様子(ジェトロ撮影)

全体会合の様子(ジェトロ撮影)

5月15日のフォーラムの中で、ウリヤノフスク州政府は、日本企業のための工業団地を将来的に整備する計画を発表した。詳細は現時点では未定。立地場所はDMG森精機やブリヂストンが入居するザボルジェ工業団地内で、今後、工業団地のデベロッパーの募集や入居企業の誘致に注力する。実現すれば、ロシアで初めての日本企業向け工業団地となる。

5月16~18日には、青年協力や文化、スポーツ、観光をテーマとしたイベントが開催された。

本フォーラムは、2017年5月にブリヂストン・ウリヤノフスク工場の開所式に合わせて、日本との文化・経済交流を目的にウリヤノフスク州政府主催で第1回が開催され、2018年5月の第2回フォーラムには、ウリヤノフスク州との地域間交流を進める福岡県がミッションを派遣した経緯がある。また同年12月には、モロゾフ知事が福岡県を表敬訪問している。

(戎佑一郎)

(ロシア、日本)

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