電気自動車の実証試験事業を実施へ

(ラオス)

ビエンチャン発

2019年04月11日

ラオス電力公社(EDL)のブンウム・シーワンペング社長とEVラオのブンルート・ルアンパスート社長は4月2日、ラオス国内における電気自動車(EV)用充電ステーションの実証試験事業実施に関する協力覚書(MOU)を締結した。両社は自動車用充電器「EVon」100台を、首都ビエンチャンを中心に空港や商業施設などに設置し、試験運用を行うとしている。対象はEVのみならず、プラグインハイブリッド車や電動二輪車でも実験をするという。

EVラオは、タイのチョーズン・グループとラオスのルアンパスート建設会社による合弁会社で、チョーズン・グループは既にタイ国内でEV用充電器の実績を有している。EVラオによると、電力によるコストはガソリンの4分の1となるという。EVや電動二輪車の販売普及に期待がかかる。

ラオスは電力の80%をタイや周辺国に輸出し、年間13億ドルの外貨を稼ぐ。政府は積極的に水力発電所を開発しており、3月末現在で61発電所(7,207メガワット)が稼働し、2020年までに36発電所(4,184メガワット)が新規完成・稼働する見通しだ。一方、エンジン車に必要となる化石燃料は年間6億ドル以上を輸入している。ラオス政府は今後もEVの普及を推進する計画で、大気汚染など環境対策への観点からも、エンジン車からEVへの切り替えを進めたいとしている。

(山田健一郎)

(ラオス)

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