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VCのアワクラウド、「グローバル・インパクト」をテーマに年次サミット開催

(イスラエル)

テルアビブ発

2019年03月11日

アワクラウド(OurCrowd)が3月7日、「2019グローバル・インベスターサミット(以下、サミット)」をイスラエル・エルサレムで開催した。イベントの知名度の向上に伴い、世界各国からの来訪者が増えており、日本企業関係者の姿も見られた。

主催者によると、今回のサミットには約180カ国から1万8,000人の事前登録があった。エルサレム国際会議場内のカンファレンス会場内は、来訪者で埋め尽くされる場所が数多くあった。

アワクラウドは、クラウドファンディングのプラットフォームの仕組みを投資家に提供し、自らもベンチャーキャピタル(VC)としての機能を持つ組織だ。2013年に設立され、これまで10億ドルを資金調達し170社に対して資金提供を行ったほか、18のファンドを運営し29のイグジット(投資資金回収)を達成している。

アワクラウドによる投資先には、4社のユニコーン(企業評価額が10億ドル以上で未上場)が含まれているという。今回の年次サミットでは、評価額と売上高の両方が10億ドルを超える「ダブル・ユニコーン」の投資先であるクルック(Klook)の紹介があった。香港を拠点とするクルックは、2014年の創業からわずか4年程度だが、海外旅行先での各種アクティビティーを事前予約できるアプリを開発・提供し、急成長している。

今回のサミットでは「インパクト」を主要コンセプトに、世界に大きな影響を与えるソリューションの重要性を、来場者にアピールする動きがみられた。

アワクラウド創業者のジョナサン・メドベド氏は、水、食糧、交通、気候変動、健康、教育、農業、セキュリティー、フィナンシャル・インクルージョン(金融包摂)、エネルギーなどの分野で全方位的に、「グローバル・インパクト」を起こす意義について投資家に説明した。5,000万ドル規模の「Medtech Fund(医療技術ファンド)」、3,000万ドル規模の「Impact Fund」などの立ち上げについての発表もあった。

写真 オープニングセッションで説明するメドべド氏(ジェトロ撮影)

オープニングセッションで説明するメドべド氏(ジェトロ撮影)

日本企業では、ホンダイノベーションズがホンダ・エクセラレーター(Honda Xcelerator)のブースを構えていた。同社はオープンイノベーションを通じた製品やサービスの開発を目的とした取り組みとして、シリコンバレー、ボストン、イスラエルで「ホンダ・エクセラレーター」プログラムを実施している。

写真 にぎわうホンダ・エクセラレーターのブース(ジェトロ撮影)

にぎわうホンダ・エクセラレーターのブース(ジェトロ撮影)

写真 多くの参加者が集うプレゼン会場の様子(ジェトロ撮影)

多くの参加者が集うプレゼン会場の様子(ジェトロ撮影)

(余田知弘)

(イスラエル)

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