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ペトロナスが合弁でシェール油田に23億ドル投資

(アルゼンチン、マレーシア)

ブエノスアイレス発

2019年03月20日

マレーシアの大手国営石油企業ペトロナスは3月12日、アルゼンチン西部のバカ・ムエルタ鉱区のシェール油田で展開されるプロジェクトに、アルゼンチンの国営エネルギー企業YPFとともに、今後4年間にわたって23億ドルの投資を行う計画に署名した。2018年12月に両社は計画を発表していたが、今回の署名を通じて本格的に進められることになった。

プロジェクトでは、ペトロナスはYPFと合弁会社を設立し、2022年までに日量6万バレル相当のシェールオイルを生産することを目指す。YPFは、このプロジェクトによって2022年までに石油生産量の30%増を果たし、アルゼンチン全体でも15%の生産増につながることを期待している。最終的には20年程度の期間を通じて70億ドルの投資を行い、日量7万5,000バレルの生産量を目指す。

YPFにとって、プロジェクトが展開されるアマルガ・チカ鉱区は、これまで取り組んできたロマ・カンパナ鉱区、エル・オレハノ鉱区に続く大型鉱区として期待されている。2015年からアマルガ・チカ鉱区の掘削が開始されており、これまで日量9,800バレルの生産が確認されている。

米国エネルギー情報局(EIA)によると、バカ・ムエルタ鉱区はシェールガスで世界2位、シェールオイルで世界4位の規模を持つ世界でも有数の鉱区であり、YPFを軸に数多くの企業が携わってきている。マクリ政権はバカ・ムエルタ鉱区の開発を通じて、将来的には天然ガスや石油の輸出による安定的な外貨獲得を期待している。

(紀井寿雄)

(アルゼンチン、マレーシア)

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