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2018年の自動車販売台数が急落

(トルコ)

イスタンブール発

2019年02月25日

トルコの自動車販売業者協会(ODD)のプレスリリース(1月4日、2月5日付)によると、2018年の国内販売(小売り)は、乗用車(32.7%減、48万6,321台)、軽商用車(42.3%減、13万4,616台)で、両方合わせた販売台数は前年比35.1%減の62万937台となった。

ODDによると、乗用車販売は例年どおりセダンタイプが中心で、全体の49.5%(35万7,736台)を占める。次いでハッチバックが28.0%(20万2,069台)、スポーツ用多目的車(SUV)が17.9%(12万9,304台)となっている。軽商用車はバンが主流で、全体の68.4%(9万2,125台)を占め、軽トラックが12.3%(1万6,608台)、ピックアップが10.8%(1万4,521台)、ミニバスが8.4%(1万1,362台)となっている。

乗用車ブランド(全41ブランド)別の販売台数では、ルノーが首位をキープしたものの34.1%減、次いでフィアットが41.6%減で前年から1ランク上げ2位、2013年から2015年に首位を独走したフォルクスワーゲン(VW)は43.1%減と振るわなかった。主要ブランドは軒並み2桁減で、唯一、ホンダが前年比8.5%増と伸ばしている(添付資料表1参照)。

なお、自動車工業協会(OSD)によると、2018年のトルコの自動車販売(出荷)台数は、35.0%減の64万1,541台だった。国内生産車は32.6%減、輸入車は36.4%減と落ち込み、為替の影響もあり、国内販売における輸入車の比率は61.9%と縮小した。トルコは例年、国内販売における輸入車の比率が6割前後を占めることで知られている(添付資料表2参照)。

時限減税で販売支援

トルコの自動車販売をエンジン規模で見た場合、例年どおり1600cc以下の乗用車が全体の96.2%を占め、32.7%減、1600cc超~2000cc以下(構成比2.7%)は38.5%減、2000cc超(0.3%)は34.6%減だった。このほか、電気・ハイブリット車が0.8%を占める。1600cc以下の乗用車の比率が高い背景には、自動車に対する高い課税問題がある。特に高税率の特別消費税(SCT)は、2018年10月末に同年末までの時限で減税が発表され、11、12月に駆け込み需要が見られた(注)。トルコでは、SCT課税後にさらに付加価値税18%が標準課税される。なお、2018年末までの登録自動車台数は2,287万台、うち乗用車が1,240万台(構成比54.2%)となっている(添付資料表3参照)。

(注)トルコ政府は、2018年9月24日付の大統領令で自動車に対する特別消費税の計算基準価格を変更し、販売下落に歯止めをかけようとし、10月31日付の大統領令で乗用車、商用車の特別消費税を引き下げた。

(中島敏博)

(トルコ)

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