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ベイエリア計画、3段階を経て2035年に完成へ

(香港)

香港発

2019年02月06日

広東省発展改革委員会は1月29 日、中国政府が新たな地域発展計画として位置付ける「広東・香港・マカオグレートベイエリア(粤港澳大湾区)」(以下、ベイエリア)計画について、2035年に世界一流のベイエリアを完成させる構想を明らかにした。「香港経済日報」(電子版1月29日)など香港主要紙が報じた。広東省は近く「ベイエリア計画の綱要に関する実施意見」と「3年行動計画」を発表する見通しだ。

実施意見と3年計画は、中央政府の定めたベイエリア計画の綱要について、広東省がいかに計画を実行していくかを提案する内容となる。同省発展改革委員会の葛長偉主任は同日の記者会見で、ベイエリア計画を「3段階」に分けて進めていく方針を示した。具体的には、2020年までにベイエリア計画の基礎固めを行い、2022年までに広東・香港・マカオの3地域のルールを統合し、2035年までに世界一流のベイエリアを完成させるとしている。

3地域の「ルール融合」を重視

葛主任は、ベイエリア計画を実施する上で下記の6つの分野に注力し、特に2.の「広東・香港・マカオ3地域のルールの融合」を重視する考えを示した。

  1. 国際科学技術・イノベーションセンターの建設やインフラの相互連結などに関する関連計画の策定
  2. 広東・香港・マカオ3地域のルールの融合
  3. 香港・マカオ共同の国際科学技術・イノベーションセンターの建設
  4. 交通インフラの連結性の加速
  5. 3地域の住民の幸福感、安心感などの向上のための研究。民生および文化面における、香港・マカオを中心とした若者の要求に対する積極的な対応
  6. 3地域共同の「一帯一路」支援プラットフォームの建設

上記3.の「香港・マカオ共同の国際科学技術・イノベーションセンターの建設」について、広東省は、香港と深センの境界地域で進めている「港深創新・科技園」、珠海市横琴地区でマカオと共同で進めている「漢方薬科技産業園」と「広州・深セン・香港・マカオ科学技術回廊(広深港澳科技走廊)」の建設を推進していくほか、国家級の科学設備の創建を中央政府に対して積極的に申請していくとしている。

(吉田和仁)

(香港)

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