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モービルアイ、自動運転サービスの商業化に向けた取り組みを開始

(イスラエル)

テルアビブ発

2019年02月22日

イスラエル企業のモービルアイのアムノン・シャシュア最高経営責任者(CEO)は、2019年1月8~11日に米国ラスベガスで開催されたCES2019で、同社の先進運転支援システム(ADAS)および自動運転に向けて開発中のイメージプロセッサー「EyeQ」が既に27社の自動車メーカーに採用されており、過去5年間で3,420万ユニットを出荷したと発表した(表1参照)。同社は、米国インテルの子会社。

表1 モービルアイのEyeQ出荷数

さらに、2018年のヨーロッパ新車アセスメントプログラム(Euro NCAP)で5つ星の評価を受けた16モデルのうち、12モデルがモービルアイの技術を使用している(表2参照)。

表2 Euro NCAP 5つ星認定モデル(2018年)

モービルアイは2018年10月、イスラエルで初めてとなる自動運転によるモビリティー・アズ・ア・サービス(MaaS)の商業化を目指す計画を、テルアビブで開催されたスマートモビリティーサミットで発表した。フォルクスワーゲン(VW)が電気自動車(EV)を提供し、チャンピオンモータース(VW、アウディなどを取り扱うイスラエルの自動車輸入業者)がフリートオペレーションおよびコントロールセンターを運営する。

フェーズ1では、車両が事前に設定されたテルアビブ市内の約15キロのルートに沿って乗客を運ぶ。フェーズ2では、複数の車両が目的地間を制限なく走行(2021~2022年、走行エリア13.4平方キロ、111キロ)、2023年にイスラエル全国へ拡大する予定となっている。

この計画は、イスラエル政府の支援を受けることによって、自動運転サービスのプログラム推進が加速され、既に多くの自動運転の試験を行っている米国よりも、先行する可能性があるとされている。

近年、イスラエル企業の訪日が増えている。東京で2019年1月16~18日に開催されたオートモーティブワールド2019(会場:東京ビッグサイト)では、画像認識、音声認識、レーダー、LiDAR(ライダー、光検出と測距)、サイバーセキュリティーなど、イスラエルから15社が出展し、日本企業と商談を行った(添付資料参照)。

前述のCES2019でも、イスラエルパビリオンに22社のスタートアップが参加した(注)。海外展開を活発化するイスラエルのスタートアップが増えている。

(注)CES2019イスラエルパビリオン参加企業PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)

(余田知弘、ニューマン・ゾーイ)

(イスラエル)

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