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2018年のEUの新車登録台数は前年比0.1%増

(EU)

ブリュッセル発

2019年02月07日

欧州自動車工業会(ACEA)の発表(1月16日)によると、2018年のEU27カ国(マルタを除く)の乗用車の新規登録台数(暫定値)は、前年比0.1%増の1,515万8,874台となった(表1参照)。台数が最も増えたのはスペイン(8万6,506台、前年比7.0%増)で、フランス(6万2,733台、3.0%増)とポーランド(4万5,537台、9.4%増)が続いた。

中・東欧諸国では、リトアニア(25.4%増)とルーマニア(23.1%増)、クロアチア(18.7%増)、ハンガリー(17.5%増)などの伸びが顕著だった一方、チェコ(3.7%減)では減少。また、主要市場の中でも、英国(6.8%減)、イタリア(3.1%減)、ドイツ(0.2%減)などで減少がみられた。ACEAによると、2018年9月に行われた新排出基準(WLTP)の導入後、年末まで需要が低迷したという。

表1 欧州30カ国の乗用車(新車)登録台数

新規登録台数をACEA会員企業のブランド別にみると、域内最大のシェアを誇るフォルクスワーゲン(VW)グループは、合計361万1,948台で前年比0.9%増となった。傘下のセアトが13.3%増と好調だった一方、アウディは12.2%減となった。これに続くフランスのグループPSAは、合計245万9,841台で32.8%拡大。2017年8~12月の5カ月間と2018年通年の比較ではあるものの、オペル/ボクスホールが2.6倍となった(表2参照)。

表2 EU27カ国のメーカー別乗用車(新車)登録台数(注1)

CO2排出の2030年目標が正式採択の見通し

欧州議会環境委員会は1月22日、2030年までに乗用車から排出される二酸化炭素(CO2)量を、2021年の目標値である走行距離1キロ当たり95グラムから、37.5%削減する規則案を承認した。同案は既にEU理事会の常任代表委員会(COREPER、大使級会合)でも承認されており、2019年前半に正式に採択される見通しだ。

ACEAは「(この目標は)現在で供給可能な量よりもはるかに多くの電気自動車など代替燃料自動車の市場拡大を必要とする」と指摘。価格や充電・燃料補給インフラの整備など、普及には幾つもの障壁があると強い懸念を表明し、インフラへの投資など、普及に向けた環境整備を加盟国と欧州委員会に要請した。

(村岡有)

(EU)

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