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2018年の新車販売台数は59万8,714台、2年ぶりに前年比増

(マレーシア)

クアラルンプール発

2019年02月15日

マレーシア自動車連盟(MAA)は1月16日、2018年の自動車販売台数を前年比3.8%増の59万8,714台と発表した(表1参照)。60万台にはわずかに届かなかったものの、2年ぶりにプラス成長に転じ、当初の目標であった59万台を超えた。生産台数は販売台数の増加に伴い、前年比13.1%増の59万4,971台となった。

表1 自動車販売台数の内訳

市場シェア1位のプロドゥアが4割を超える

メーカー別にみると、第2国民車のプロドゥアが22万7,243台で全体の38.0%を占め、シェア1位だった(表2参照)。2017年末に発売した新型「マイヴィ」の売れ行きが好調で、前年比10.9%増と2桁成長だった。一方、第1国民車のプロトンは前年比8.8%減の6万4,744台でシェアは3位から4位へ後退した。

日系メーカーでは、ホンダが10万2,282台でシェア2位をキープしたが、前年比6.6%減だった。トヨタは6万5,551台で、ホンダ同様に前年から減少したものの、プロトンを抜いてシェア3位となった。その他の日系メーカーでは、マツダ(前年比64.8%増)、三菱自動車(31.7%増)、いすゞ(1.8%増)が前年比増となった。欧米勢では、メルセデス・ベンツ、BMWも前年に比べて増加した。

表2 主要メーカー(上位10位)別自動車販売台数

2018年の自動車販売台数が伸びた背景は、物品・サービス税(GST)から売上税およびサービス税(総称してSST)への移行に伴い、6~8月の3カ月間にわたり、GSTが6%から0%に免税になったことにある。この3カ月間での販売台数は、2018年通年の3分の1に上る。特に、近年人気のある四輪駆動車(4WD)・スポーツ用多目的車(SUV)、バンなどは、減税幅が大きくなることもあり、タックスホリデー(免税措置)期間中の売り上げが伸び、それぞれ前年比14.8%増、19.0%増となった。

2019年は60万台の見通し

2019年の自動車販売台数について、MAAは0.2%増の60万台と横ばいとの見通しを示した。米中貿易摩擦などを背景とする世界経済の先行き不安、タックスホリデー終了後の買い控え、ローン審査の厳格化などが響くとみられる。他方、2018年11月にはトヨタが新型「ヴィオス」を、12月にはプロトンが自社初となるSUV「X70」を、1月にはプロドゥアもSUV「アルス」を発表し、市場競争は激化するものの、各社の新モデルの投入が販売台数の追い風になることが期待される。

(エスター頼敏寧)

(マレーシア)

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