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台湾の2018年の輸出額は過去最高に

(台湾)

中国北アジア課

2019年01月15日

台湾財政部が1月7日に発表した貿易統計速報によると、2018年の貿易額は、輸出が前年比5.9%増の3,360億5,026万ドルで過去最高、輸入が10.6%増の2,866億5,543万ドルで過去2番目の水準となり、輸出入ともに増加した。貿易黒字は14.8%減の493億9,484万ドルとなった。

日本、欧州、米国、中国の輸出額が過去最高

月別にみると、12月の輸出額は前年比3.0%減の286億638万ドルで、11月(3.4%減)に引き続きマイナスとなった。財政部は、国際ブランドのスマートフォンの販売不振に加え、パネルの供給過剰による価格下落や前年の基数の高さなどによる影響、と分析している。

国・地域別では、12月は米国、欧州、日本向けの輸出が増加する一方、中国、香港やASEAN向けの輸出は1割減となった。通年ベースでは、主要国・地域のうち、日本、欧州、米国、中国の輸出額は過去最高だった(表1参照)。

表1 主要国・地域別の輸出入

輸出を品目別にみると、最大品目の電子部品(構成比:33.0%)は前年比3.4%増の1,107億9,718万ドル、ベースメタルおよび同製品(9.4%)は9.0%増の316億5,261万ドル、機械(8.2%)は7.2%増の274億82万ドルとなり、それぞれ金額で過去最高を更新した(表2参照)。

表2 主要品目別の輸出入

米中貿易摩擦などで2019年第1四半期の輸出大幅拡大は困難か

財政部は今後の輸出見通しについて、人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)、車載用電子機器、高性能計算、第5世代移動通信システム(5G)などの新興産業のビジネスチャンスは持続的に拡大しているものの、米中貿易摩擦の影響が顕在化し、依然としてその先行きが不透明で、主要な経済部門の冷え込み、原油価格や原材料価格の変動に加え、世界のハイエンドスマートフォンの成長停滞などから、2019年第1四半期の輸出の大幅な拡大は容易ではない、と指摘している。

(嶋亜弥子)

(台湾)

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