中国初の輸入博覧会が上海で開幕

(中国)

上海発

2018年11月07日

11月5日、第1回中国国際輸入博覧会(CIIE)が上海市虹橋ビジネスエリアの国家会展中心で開幕した。習近平国家主席は開幕式で、14億人の巨大市場をさらに開放し、対米貿易黒字を念頭に輸入拡大に努める考えを示した。モノとサービスの輸入累計額は今後15年で40兆ドルを上回ると予想されている。

CIIEには172カ国・地域の企業や国際機関が参加した。約3,600社の外国企業が出展する中、10日までの会期中に訪れるバイヤーは中国の地方政府や業界団体などを中心に40万人を超える見込みだ。日本からの出展企業の数、展示面積はいずれも国別1位になるほか、中国との貿易摩擦が続いている米国からの出展企業も180社余りと、日本や韓国に次いで多い。

CIIEの展示総面積は約30万平方メートルあり、7つの展示ホールで構成される企業出展エリアが約27万平方メートル、中国を含む82カ国・地域で構成されるナショナルパビリオンエリアが約3万平方メートル(表参照)。

表 CIIE企業エリアの出展概況

展示販売する輸入品は関税が原則免除

初開催のCIIEの成功に向けた支援措置が打ち出された。財政部は10月31日、CIIE開催中(11月5~10日)に展示販売する輸入品(自動車など一部は対象外)の関税を免除するほか、輸入増値税と消費税も従来の70%とする優遇策を発表した。優遇策が適用できる販売額の上限は2万ドルだが、一部上限額が引き上げられた企業もあった。詳細は政府のウェブサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますで確認できる。

写真 国家会展中心の入り口。パンダの人形は公式キャラクターの「進宝」(ジェトロ撮影)

国家会展中心の入り口。パンダの人形は公式キャラクターの「進宝」(ジェトロ撮影)

(劉元森)

(中国)

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