カタール航空がイランへのフライトを増便

(イラン、カタール)

テヘラン発

2018年11月29日

カタール航空(Qatar Airways)は11月26日、カタールの首都ドーハからイラン各地へのフライトを増便することを発表 外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。

イラン第2の都市であるイスファハン~ドーハ便を、2019年2月4日から週2便(月・金)で新たに就航させる。また、これに先立ち、イラン国内有数の観光都市であるシラーズ~ドーハ便を増便し、2019年1月2日から、毎日1便運航することになる。

さらに2019年1月上旬には、イランの首都テヘラン~ドーハ便も増便し、毎日3便(火曜日のみ2便)運航することとなる(実際のフライトスケジュールや予約などについては、カタール航空あるいは旅行代理店などに直接確認のこと)。

米国による対イラン制裁が再開され、欧州航空大手のブリティッシュ・エアウェイズ(British Airways)とエール・フランス(Air France)は、2018年夏以降それぞれ英・仏両国からのイラン・テヘラン便を休止するなどしている。これに対し、2017年6月からのサウジアラビアなどによるカタール断交以降、カタールとイランとの関係が深まっていることがうかがえる。

(中村志信)

(イラン、カタール)

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