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王毅外相がモンゴル訪問、貿易拡大措置など協議

(中国、モンゴル)

北京発

2018年10月03日

中国の王毅外相は8月23~25日にモンゴルを訪問した。バトトルガ大統領、エンフボルド国家大会議(国会)議長を表敬訪問するとともに、ツォグトバータル外相と会談した。

ツォグトバータル外相は会談で、両国の総合的戦略パートナーシップの強化、相互信頼・相互理解の深化、モンゴルの「発展の道」構想と「一帯一路」構想を連携させる合同計画の策定および具体的協力の強化などを提案した。また、貿易拡大や貿易障壁の解消をはじめ、輸出品目の多様化、鉱物製品以外の高付加価値製品の輸出拡大、モンゴル西部地域からの食肉輸出の再開、モンゴル・中国・ロシア3カ国経済回廊の枠内で合意したプロジェクトの拡大なども取り上げた。一方、王外相は習近平国家主席が提唱した友好・包摂の原則に基づき、「一帯一路」構想の枠内で両国の具体的協力を深化させ、国境地域の協力を拡大し、人的交流を強化することについて、前向きな姿勢を示した。

なお、今回の王外相の訪問に合わせて、モンゴル・中国自由貿易協定(FTA)締結に向けた共同研究を開始することが正式に発表されたほか、2019年に実施されるモンゴル・中国国交樹立70周年記念行事に関する覚書、モンゴル・中国外務省間での2019~2020年の協力計画に両外相は署名した。

また、王外相はモンゴル西部のオブス県を訪問し、西部地域5県の知事と意見交換を行った。5県の知事は国境税関の通関処理能力の向上、肉製品の輸出再開、国境地域の貿易拡大を要請し、観光、教育、インフラ、農牧業分野での協力促進が必要だと強調した。王外相は貿易・経済、文化・人道、教育、医療分野の協力促進についてモンゴル側と認識が一致していると述べ、双方の貿易促進、特にモンゴル西部地域から中国への肉製品の輸出支援を表明するとともに、西部5県の社会開発向けに500万元(約8,000万円、1元=約16円)の支援を約束した。

王外相は8月25日にフレルスフ首相と会談し、両国間の貿易総額を2020年に100億ドルまで増やすという目標のため、税関の通関処理能力の向上、貿易品目の増加、モンゴルからの輸出拡大などについて協議した。

(藤井一範)

(中国、モンゴル)

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