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8月の失業率はEUで横ばい、ユーロ圏で改善

(EU、ユーロ圏)

ブリュッセル発

2018年10月11日

EU統計局(ユーロスタット)の発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます(10月1日)によると、2018年8月のEU28カ国全体の失業率(季節調整済み)は、前月から横ばいで6.8%となった(表参照)。ユーロ圏19カ国は、前月から0.1ポイント改善し、8.1%だった。失業者数でみると、前月からEU全体、ユーロ圏ともに、それぞれ11万4,000人、10万2,000人の減少となった。

表 EUおよび加盟国の失業率

イタリアで失業率が大きく改善

2018年8月の失業率を国別でみると、チェコが2.5%と最も低く、スペインが15.2%と最も高くなった(ただし、2018年8月のデータが未発表のギリシャは2018年6月時点で19.1%)。

失業率が前月比で最も改善した加盟国はイタリア(10.2%→9.7%)で0.5ポイントの低下、アイルランド(5.8%→5.6%)、ラトビア(7.6%→7.4%)、クロアチア(8.7%→8.5%)がともに0.2ポイントの低下で続いた。

一方、失業率が前月よりも悪化した加盟国は、フランス(9.2%→9.3%)、オランダ(3.8%→3.9%)、チェコ(2.4%→2.5%)、ルーマニア(4.2%→4.3%)、スウェーデン(6.3%→6.4%)でいずれも0.1ポイント上昇した。

2018年8月のEU28カ国全体の若年層の失業者数は、331万5,000人となった。このうち、236万7,000人がユーロ圏19カ国の失業者だった。若年層の失業者数は、前月からEU全体で1万2,000人、ユーロ圏では3,000人の減少となった。

加盟国別にみると、フランス(56万9,000人、若年層失業率20.2%)、スペイン(50万9,000人、33.6%)、イタリア(45万6,000人、31.0%)が引き続き大部分を占めた(ただし、最新データが未発表の英国は2018年6月時点で46万7,000人、11.0%)。

若年層失業率を加盟国別にみると、最も低い国はドイツの6.2%で、最も高い国は前述のスペインで33.6%だった。そのほか、最新データ未発表の国では、ギリシャが6月時点で39.1%、クロアチアが2018年第2四半期のデータで23.9%と、引き続き高水準だった。

(大中登紀子)

(EU、ユーロ圏)

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