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「中国西部国際博覧会」が成都で開催

(中国)

成都発

2018年10月01日

9月20~24日に四川省成都市で、第17回中国西部国際博覧会が開催された。西部博は2年に1度開催され、今回は17回目。ジェトロは前回に引き続き、中国での内販拡大に意欲のある企業を支援するため、展示スペースを設けた。

ジェトロの展示スペースにはBtoC販売を主とする10社が出展し、消費者向けに食品・健康食品や化粧品などのPRを行った。QRコードを用意して消費者が購入しやすいように工夫しているブースもあり、連日多くの来場者があった。

写真 ジェトロの設けた展示スペースの様子(ジェトロ撮影)

ジェトロ以外にも、広島県や公益財団法人にいがた産業創造機構(NICO)もスペースを設け、それぞれ地元企業が地場産品をPRした。来場者からは広島県産の日用品や日本酒、新潟県産の土鍋や工具などに関心が集まり、特に爪切りは初日でサンプルが売り切れるほどの人気だった。出展者からは「かなり強い購買力を感じた」といった前向きな声が聞かれた。

写真 広島県の地場産品をPRしていた(ジェトロ撮影)
写真 新潟県の産品も関心を集めていた(ジェトロ撮影)

一方、BtoBの商談は難しく、サンプルと商品説明のみのところには人が集まりにくい傾向にあった。中国西部地域での博覧会は一般消費者向けの即売会としての側面が強く、今回の西部博でも商品を手に取り、その場で買って帰ることができるところに来場者が多く集まっていた。来場者からは「私たちは普段買えない商品を安い値段で買うために来ている」といった声も聞かれた。

西部地域と欧州のつながりが密接に

日本以外では欧州企業の出展が多かった。特に今回の主賓国のイタリアは、1,200平方メートルのパビリオンを設置し、フェラーリやマセラッティなどの高級車からワインなどの日用品まで、さまざま展示していた。このほか、ドイツやハンガリーなど成都から欧州向け貨物鉄道の沿線国からの出展が多かった。

成都から欧州へは2013年に貨物鉄道が開通し、これを利用して欧州からワインやチーズなどの日用品が輸入されている。四川省商務庁の発表によると、2017年の四川省とEUの貿易額は780億元(約1兆2,480億円、1元=約16円)と、国・地域別で3位となり、4位の日本(339億7,000万元)の2.3倍に上った。今後もこれらの鉄道を利用した、欧州との貿易が活発になることが予想される。

(田中琳大郎)

(中国)

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