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オートX、自動運転車で食料品配達サービスの試験運用開始

(米国)

サンフランシスコ発

2018年09月14日

人工知能(AI)を利用した自動運転技術の開発を行うオートX(AutoX)は8月27日、自動運転車が食料品を届けるサービスの試験運用をカリフォルニア州サンノゼで開始した。利用者が専用アプリから生鮮食品や加工食品を選び、配達を希望する場所と時刻を指定すると自動運転車が配達。利用者がトランク内のクーラーボックスから商品を取り出す。商品の発注や配達経路の確認、商品到着の通知受信、配達車の施錠や解錠などはアプリで行う。

写真 オートXの自動運転車(オートX提供)

オートXによると、温度管理された配達車の後部座席部分には「モバイルストア」と呼ばれる販売スペースが設けられており、利用者が注文した商品とは別の買い物もできる。代金は、アプリに課金される仕組み。

写真 「モバイルストア」で商品を選ぶ利用者(オートX提供)

商品の調達や受注は、食品の宅配を手掛けるグラブマーケット(GrubMarket、本社:サンフランシスコ)と提携して行う。

これまでの自動運転は、レーザー光を用いたライダー(LiDAR)をセンサーにするのが一般的だったが、同社は安価で高解像度のカメラを主要センサーとしている。遠方の歩行者や障害物を感知する上、複数のカメラで障害物を立体的に知覚し、その動きをより速く、正確に予測する。低価格のカメラを使うことで、低コストで安全な自動運転を可能にしているという。

オートXのジュエル・リ最高執行責任者(COO)によれば、配達員による食料品配達サービスには5ドルかかるが、同社の場合は3ドル以下で済み、配達時間も「15分以内」という。同社はサンノゼを皮切りに、近隣地域でも数週間おきにサービスを開始する予定。

米国では、大手スーパーマーケットのクロガー(Kroger)が8月16日、自動運転技術を開発するニューロ(Nuro、本社:マウンテンビュー)と共同で、自動運転車による食料品配達サービスの試験運用をアリゾナ州スコッツデールで開始している。

(高橋由奈)

(米国)

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