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7月の失業率はEUで改善、ユーロ圏では横ばい

(EU、ユーロ圏)

ブリュッセル発

2018年09月06日

EU統計局(ユーロスタット)の8月31日の発表によると、2018年7月のEU28カ国全体の失業率(季節調整済み)は前月から0.1ポイント改善し、6.8%となった。ユーロ圏19カ国は、前月から横ばいで8.2%だった(表参照)。失業者数でみると、EU全体、ユーロ圏ともに、前月からそれぞれ8万2,000人、7万3,000人の減少となった。

表 EUおよび加盟国の失業率

ユーロ圏の6カ国で失業率が上昇

2018年7月の失業率を国別でみると、チェコが2.3%と最も低く、スペインが15.1%と最も高くなった(ただし、最新データ未発表のギリシャは2018年5月時点で19.5%)。

前月比でみると、イタリア(10.8%→10.4%)で0.4ポイント、キプロス(7.9%→7.7%)、クロアチア(9.0%→8.8%)でともに0.2ポイントそれぞれ失業率が改善した。

一方、リトアニア(5.8%→6.3%)で0.5ポイント、ベルギー(6.0%→6.2%)、オーストリア(4.7%→4.9%)でともに0.2ポイント、フランス(9.1%→9.2%)、マルタ(3.9%→4.0%)、スロベニア(5.7%→5.8%)でともに0.1ポイントそれぞれ失業率が上昇した。

2018年7月のEU28カ国全体の若年層の失業者数は、332万5,000人となった。このうち、236万5,000人がユーロ圏19カ国の失業者だった。若年層の失業者数は、前月からEU全体で4万3,000人、ユーロ圏19カ国では2万9,000人の減少となった。

加盟国別にみると、フランス(57万2,000人、若年層失業率20.4%)、スペイン(50万5,000人、33.4%)、イタリア(46万1,000人、30.8%)の失業者数が引き続き大部分を占めた(ただし、最新データが未発表の英国は2018年5月時点で47万8,000人、11.2%)。

また、上記3カ国以外でも、ポルトガル(20.3%)が20%を超える高水準の若年層失業率となった。そのほか、最新データ未発表の国では、ギリシャが5月時点で39.7%、クロアチアが2018年第2四半期のデータで22.6%、キプロスが同年第1四半期で22.4%と引き続き高水準だった。

(大中登紀子)

(EU、ユーロ圏)

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