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上半期の新車販売台数は1.8%増、プラスに転じる

(マレーシア)

クアラルンプール発

2018年08月01日

マレーシア自動車連盟(MAA)は7月19日、2018年上半期(1~6月)の新車販売台数を発表した。乗用車と商用車を合わせた新車販売台数は前年同期比1.8%増の28万9,714台と、過去2年続いたマイナス成長から回復し、プラス成長に転じた。

6月の販売台数は前年同月比3割増

内訳をみると、9割を占める乗用車は前年同期比2.1%増の26万1,043台と微増した。一方、商用車は0.1%減の2万8,671台にとどまった。

乗用車のうち、全体の55.2%を占める国民車が前年同期比3.2%増の14万5,776台となり、国民車以外の0.6%増に比べて好調だった。国民車の内訳をみると、プロドゥアが17.5%増の11万7,098台で2桁増。一方、プロトンは31.2%減の2万7,106台と大幅に減少し、明暗が分かれた。主な日系メーカーでは、シェア2位のホンダが2.2%減の5万1,354台、トヨタが6.0%減の2万2,518台と、それぞれ減少した。

2018年上半期の新車販売台数を押し上げた最大の要因は、6月における販売増だ。6月の新車販売台数は前年同月比28.3%増の6万4,502台となった。6月1日から物品・サービス税(GST)の税率が6%から0%に引き下げられことに加え、6月中旬のハリラヤ・プアサ(イスラム教徒の断食明け大祭)に向けた販促活動が奏功した。

ホンダとトヨタは上半期全体では減少したものの、6月単月でみると、ホンダが前年同月比29.6%増の1万1,418台、トヨタが2.2倍の1万1,482台と大幅に伸びた。その他の日系メーカーも、日産(9.9%増)、マツダ(89.0%増)、三菱自動車(89.9%増)と、6月の販売は軒並み好調だった。

2018年通年の販売見通しは下方修正

MAAは2018年通年の新車販売台数見通しについて、1月に発表した59万台から58万5,000台に下方修正した。6~8月のタックスホリデー(GSTの免税措置)期間中は堅調と予測する一方、売上税およびサービス税(総称してSST)が導入される9月以降は鈍化する、とみる。ローン審査の厳格化も、引き続き不安要因となっている。MAAは、2019年から2022年にかけての新車販売予測について、年率2.0~2.3%増の成長を見込む。

(エスター頼敏寧、田中麻理)

(マレーシア)

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