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ダイソー、ブラジルで26店目の直営店舗を開店

(ブラジル)

サンパウロ発

2018年07月25日

ダイソーは7月13日に、サンパウロ市南部サントアマロ地区の大型ショッピングセンター内に直営店舗を開店した。直営店舗としては26店舗目となり、現地日本人経営小売りグループで急速に日本式コンビニエンスストア店舗網を拡大している「ヒロタ」での店舗販売を合わせると計36店舗目の出店数に達する。

開店セレモニーに日本から矢野靖二代表取締役社長が出席し、ブラジルダイソーの大野恵介社長ほか着物を着たスタッフが入り口で来店客を出迎えた。ショッピングセンター内のフロアには長蛇の列ができ、開店後の店内は満員の来店客で熱気に包まれ、大きな買い物袋一杯になるまで買い物をする人が多くみられた。

店頭では、キリンホールディングス傘下の現地酒造メーカーである「東麒麟」が2018年からダイソーなどで小売販売を開始したスパークリング日本酒「Sparkling Sake」の試飲に加え、スリーボンド製品を含む30レアル(約870円、1レアル=約29円)以上購入の客を対象とした抽選会など、ダイソー取り扱いメーカーとの共同キャンペーンも行われた。

アジアから距離が遠く、輸入関税が相対的に高いブラジル市場は2億人を超える人口を抱えるも、輸入消費財の販売は容易ではないとされてきた。「100円ショップ」のダイソーは、そこに風穴を開けたパイオニアだ。アイデアに富んだ実用性の高いダイソーの商品力に、ブラジル人消費者が注目して人気が殺到し、大型ショッピングセンターからも出展要請を受ける集客効果の高い有望店となっている。店内商品の大半は輸入品で、現時点の販売価格は日本の2倍強の7.99レアル(約232円、1レアル=約29円)に抑えられている。ダイソーはサンパウロ市内各地区に加えて、サンパウロ州内主要都市に店舗開設を進めた後には、商品流通サービス税など州税が異なる州外の店舗開設も進めることになりそうだ。

なお、ダイソーの業績拡大を受けて、競合となる日本デザインブランドを標榜(ひょうぼう)する「Miniso」が、2017年8月にサンパウロ市内イビラプエラショッピングセンター内に1号店を開店。それを皮切りに、サンパウロ都市圏に17店舗開店している。同社は2018年内に直営店20店舗、フランチャイズ80店舗の計100店舗を開設する目標を明らかにしている。販売中心価格帯は9.99~49.99レアル。

(大久保敦)

(ブラジル)

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