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ロサンゼルス郡の最低賃金が7月から引き上げ

(米国)

ロサンゼルス発

2018年07月04日

カリフォルニア州ロサンゼルス郡で、7月1日から最低賃金(注)が引き上げられ、従業員数が26人以上の事業所における最低賃金は12ドルから13.25ドルへ、従業員が25人以下の場合は10.50ドルから12ドルとなった(表1参照)。同郡では2020年までに最低賃金を15ドルまで引き上げることが承認されている。

カルフォルニア州も同様に最低賃金を15ドルへと引き上げることが2017年に承認されており、表2のとおり、2022年を目標に段階的な引き上げが行われる予定だ(従業員25人以下の事業者は1年間の猶予期間)。同州の最低賃金(従業員数26人以上)は2018年1月時点で11ドルへと引き上げられたが、ロサンゼルス市、パサデイナ市、サンタモニカ市、マリブ市を含むロサンゼルス郡を2.25ドル下回っている。

表1 ロサンゼルス郡の最低賃金(2018年7月1日時点)
表2 カリフォルニア州の最低賃金(2018年1月1日時点)

「ロサンゼルス・タイムズ」紙(電子版7月1日)によれば、最低賃金の引き上げは逼迫した労働市場に起因している。カリフォルニア州の5月の失業率は4.2%と、1974年の調査開始以来、最低水準となっている。賃金引き上げの影響が出やすい外食産業では、コスト増加分を価格に反映させることになるため、悪循環だという。また、価格への転嫁だけで賄えないコスト増加分に対しては、労働時間の削減など長期的な賃金上昇への対策を検討するとの報道もある。

(注)米国では連邦レベルのほか、州、市・郡レベルで最低賃金が定められている場合がある。

(サチエ・ヴァメーレン)

(米国)

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