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ブラジル中銀、2018年のGDP成長率見通しを1.6%に下方修正

(ブラジル)

サンパウロ発

2018年07月03日

ブラジル中央銀行は6月28日、四半期ごとに発表しているインフレ・レポートで、2018年の実質GDP成長率の見通しを、3月時点の2.6%から1.6%に下方修正した。その理由としては、年初における経済活動の冷え込み、企業・消費者信頼感指数の停滞、5月末に発生したトラック貨物輸送ストライキの影響を挙げた。

産業別に2018年通年のGDPをみると、工業は3.1%増から1.6%増に下方修正された(表参照)。内訳をみると鉱業(3.0%増→1.7%増)、製造業(4.0%増→2.4%増)、建設業(1.5%増→0.7%減)といずれも低下している。サービス業も2.4%増から1.3%増に下方修正された。工業活動との関係の深い商業(4.2%増→2.7%増)、運輸・倉庫・郵便(3.8%増→2.6%増)などの落ち込みが目立つ。農畜産業に関しては、好調な穀物生産を反映して0.3%減から1.9%増に唯一上方修正された。

需要要素別では個人消費が3.0%増から2.1%増へ引き下げられたが、総固定資本形成については4.1%増を4.0%増に微修正したにとどまる。これは5月に発表された第1四半期の結果が堅調に推移したためと中銀は指摘している。なお、政府支出は経済活動の停滞で税収が伸び悩むとみて、0.5%増から0.2%減に下方修正された。

表 ブラジル中銀による2018年実質GDP成長率見通し

(二宮康史)

(ブラジル)

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